2012年5月
自分探しの旅へ・・・
1年半前からご縁があってカウンセリングに来ておられる若い男性と女性の方がおられます。
お二人とも、来られた時には、“うつ症状”でした。
将来の希望が持てずに・・・
過去の“怒り”を抑圧されていました。
カウンセリングで“怒り”を吐き出され・・・楽になられた頃から、自分のやりたかった事を想い出されました。
男性は、『フランスの大学に1年間、留学してフランス文学を学ぶこと』
女性は、『イタリアに1年間語学留学をすること』
お二人とも、目標を持たれてからは、資金調達の為にアルバイトをしたり、親御さんとのコミュニケーションもうまく出来るようになられました。
男性の方は、カウンセリングで私とコミュニケーションを取っているだけですが、『これでいいの?』とお聞きすると、いいんですと言われます。
男性も女性も今まで、自分の話を遮らずに聴いてくれる人がいなかったようです。
カウンセリングに来られ、話したい事を話す安心できる場を体験でき、すこしずつ自分に自信を持たれたようです。
お二人とも、1年間、自分探しの旅へ6、7月に出発されます。
大変な事もあるけれどきっと、一回りも二回りも成長して帰国される事でしょう。
楽しみです。
2人の門出に“乾杯!!”
来週末、3人でお食事をする事にしました。
自分の子供の様に嬉しく思います。
頭が真っ白になる・・・
ところで、カウンセリングに来られる方で
職場で、上司に失敗して注意されると・・・
頭が真っ白になって何も言えなくなってしまうというご相談が多いです。
カウンセリングを何回か続けていかれる事で気づかれる事
☆過去、親が突然、ヒステリックになり怒っていた。
理不尽な事でも、何もいえなくて怖いながらひたすら我慢していた。
何か言うと、何倍にもなって返ってきたので言わなかった。
☆学生時代、いじめに合っていた。
その時も、何も言えずに我慢していた。
“自分が弱いから駄目なんだ”と思い込んでいた。
本当は、その時に“怒り”の感情があった。
怒りの感情があることすら分からなかった。
そして、怒りの感情を抑圧される事で行き場のない怒りが
自分に向かい、自分を責める事になった。
それが、現在も続いていて問題になっている。
こころに寄り添いながら・・・
相談者の問題を一緒に解決して行きます。
そして、相談者はエネルギー(身体で感じられる)が出てきます。
その瞬間に、“目からうろこ”の気づきがあるようです。
その後、“言いたいことを伝える”ロールプレイを行ないながら
ご自分のものにして行かれます。
怒りの出し方が分からなくて、出したらコントロールが出来なくなるのを
避ける為に、過去の溜まっていた”怒り”を吐き出してもらい、本当に伝えたいことが伝わるようになる為にトレーニングをします。
そして、頭が真っ白になっていた状態から、思考パターンが変わり・・・
言いたい事が相手に伝わった時の喜びを感じられるようになられます。
よかったなぁ~と感動すると同時に
相談者が、”今、ここ”を生きていかれる様にカウンセリングを行います。
遠慮していませんか?
最近、カウンセリングを受けに来られているクライエントさんの事ですが
内容については、個人情報ですのでお伝えできませんが
『欲しいものがあるけれど、遠慮しておられます。』
今まで、“ほしい!”を自覚して行動してこられませんでした。
経験がないから、考えても出来ないのですね。
次回、考えて・・・行動に移してもらおうかな~と案を練っています。
楽しみながら、“できた!”になるといいのかな?
ふと気づいたこと・・・そういえば、最近そんなクライエントさんが多くなっています。
これは、私にとってどんな意味があるのだろう~
私にも何か、“遠慮している事”ないかな???
今朝、気付きました!
この1ケ月、やりたい事を遠慮してためらっている事がありました。
まず、自分から行動してみよう~
こんな感じで、クライエントさんから気付かせていただく事が多いです。
ありがたいですね。