2011年8月
条件付の信頼関係になっていませんか?
あなたは今、信頼できる人がいますか?
それは、親友や恋人や夫や妻でしょうか?
それとも、学校の先生やお医者様でしょうか?
職場の上司でしょうか?
人は、だれでも『私は、その人を信頼している』と思ってその人を見ていることでしょう。
でも、本当はその人を見ていないのかも知れません。
何かのきっかけで『あれ!思っていた人と違った』
『こんなはずじゃなかったのに・・・』と感じた事はありませんか?
そして、信頼関係が崩れた!ショックを感じたり・・・
そんな時、ひょっとしたら、あなた自身が自分の理想をその人に被せてその理想像を見ていたのかも知れません。
多い被せた理想像をその人の真の姿と思い、
その人自身の事は本当は見つめていなかったのかも知れません。
私は、信頼関係というのは
その人と自分とのありのままを受け入れ、そしてその関係を持続していく為に理解できるまで話し合い
その時間をつくる努力を重ねていく関係が、真の信頼関係ではないかと考えています。
何かの条件があればその人の事をうけいれるが、
何かの条件が金輪に時には受け入れないという関係は真の関係ではなく
“条件付の信頼関係”ではないでしょうか?
信頼関係に条件をつけている時、あなたは誰かに何かを投影し幻想をいだき、虚構の信頼を求めているのかも知れません。
それは、その相手と信頼関係を作りたいのではなくて、
あなたのどこかに『信頼関係とか愛情関係のような感情の交流のようなものをつくりたい』という気持ちがあり、
その理想像を相手に覆い被せているのかも知れません。
結婚は、恋愛と違って信頼関係を築き持続させていくものです。
その為には、あなたも、お相手も何かあった時に、お互いに向き合える事が必要ではないでしょうか?
あなたとお相手は、条件付の信頼関係になっていませんか?
湧き上がってくる感情に良い悪いはありません。
うれしい~新芽がこんなに大きくなりました。
ゆとりがある時には、ゆっくり眺め感じる事ができますが・・・
ゆとりが無い時には、目をかける事が少なくなりますね。
見るもの、聞くもの全ては、今の自分のこころに等しいですから・・・
それを良い悪いで判断するのではなく、自分の気持ち、感情に気づくだけで良いのではないでしょうか?
感情を早く切り変えようとする事で、囚われて自分を責めたりして辛くなる時もあるかもしれません。
湧き上がってくる感情に良い悪いはありません。
今は、そんな気持ちや感情があるという事をただ、認めてあげる。
そんな時も必要ではないでしょうか?
とても涼しくなっていますので、お身体をご自愛になられてください。
いい人を装う・・・
いい人はどんな付き合いにおいても
自分が何をしたいかを言わないで
無意識に遠まわしの言い方をされる事があるかも知れません。
親しい人なら、自分の望むものを直接言わないで望みをかねえてくれるはずだと、ほのめかす事があるかもしれません。
そして、判ってもらえないと、相手に怒りを覚えるかもしれません。
自分が何をしたいかを気軽に言わない為に相手には伝わりません。
そして、相手との関係性が悪くなることもあります。
婚活でも、よくある事ではないでしょうか?
我慢して、自分の意志を言わないで
相手の事を『気が利かない人』と決め付けたり・・・
『何処に行きたい?』・・・『何処でもいい』 (何処でもいいんですか?)
『どうしたい?』・・・『別にありません』 (本当にそうですか?)
何となく、相手に合わせている感じで、話をしていてもつまらないかも知れません。
何でもいいから、ご自分の考え「や意見をお相手に伝えてみましょう。
苦手な方は、どうぞご相談下さいませ。