2011年4月
人間関係が苦手
人間関係が苦手だといわれ方の中に人の話を深読みして
落ち込んでしまう方が多いです。
深読みをしている時は、どちらかというと自分に対してマイナスに考えて不安になっておられるようです。
そして、人に対して必要以上に繊細になり緊張されるようです。
そんな自分に自信が持てなくて嫌だといわれます。
しかし、気の合う友人とは深読みもなく、気軽に会話されているようです。
深読みがいけないというより
過去、人に言われた事で傷ついた体験があり
その後、深読みが始まったとか・・・
過去の体験を“今、ここ”で再体験してもらいます。
身体は正直です。
苦手な方を前にした時、姿勢や身体の感覚や感情がでてきます。
緊張しておられます。
その時、本当はいいたかったけれど、止めてしまった。
その時の様子が身体をとおして納得されます。
その時、未完了の感情を処理する事で変化されます。
そして、『なるほど~そういうことだったのか・・・』に気づき・・・
変わられます。
人間関係が苦手という方は、過去の未完了の感情から起きていることがあります。
一人で悩まないでご相談下さいませ。⇒こちらからどうぞ
不安を話してみませんか?
余震が活発ですね。
震災以来、携帯やラジオ・TVで流される地震情報ですが・・・
みなさん緊張しませんか?
情報でありがたいのですが、電車の中で街を歩いていて・・・
携帯から一斉に流れる音に一瞬緊張してしまいます。
大丈夫だったなぁ~が多いのですが
時として、大きな揺れがあると、油断できない気がします。
あの音に、今朝、孫のゆうたが怖がっていました。
そして、愛犬までも・・・
そんな時、お子様やペットを抱きしめて『怖かったね~』を共有したほうが良いと思います。
最近、カウンセリングのセッションの前には必ず『地震は大丈夫でしたか?』の話からはじめています。
『怖い!』 『怒り』 『悲しみ』 『悔しさ』の感情を押さえ込む事で不安が増してきます。
もし、地震が起きたら・・・と考えると・・・とても不安が大きくなります。
考えないようにと抑え込むことで囚われてしまいます。
我慢するのではなく・・・『そんな事を考えると怖いんだ』と誰かに聞いてもらってはいかがでしょう。
私も、未来の事を考えると・・・不安になります。
こんな時だからこそ、『今、ここ』を生きるようにしています。
地震による不安や恐怖があり困っている方はご相談下さいませ。
絆・・・
満開のサクラ・・・
現在のマンションに入居して8年目の春を迎えます。
毎年、このサクラの木に強さとやわらかさを感じています。
昨日、TVでお笑いで宮城県出身の“サンドイッチマン”の伊達さんが曰く
東北には、東北魂がある。
そして、隣近所の“絆”がある。
今回の震災では、情報は日頃の近所付き合いがとても役に立った。
避難場所に避難しても知り合いがいっぱい、お互いに助け合っている。
言葉は少ないかも知れないけれど、たくましい魂の人たちですと伊達さんは東北出身に誇りを持っているとおっしゃっていました。
日頃から自分の事だけではなく、人を大切にされているのでしょう。
その一致団結がこれからの復興に底力として役立っていくのではないでしょうか?
伊達さん曰く・・・
都会だと、マンションの隣近所の付き合いの無い中でこの様な震災があったら、壊滅ではないですか?
一理あると思いました。
“困った時に、あなたは人に助けを求められますか?”
今回の地震で家族や友人などで“絆”が深まった方も多いのではないかと思います。
人と人との“絆”を今、考えていく事も必要かも知れません。
教えてもらっちゃった!
昨夜、1週間ぶりに同じマンションの5階に住んでいる3歳の孫に会いに行きました。
保育園から帰宅して、ママ(娘)は、夕飯つくり・・・
娘:『ゆうた、リッキーママ(私)に何か作ってあげれば・・・』
ゆうた: うん、『リッキーママ、なにたべたい?』
こどもチャレンジの付録でおままごとセット メニューがありました。
紙で作ったコックさんの帽子をかぶりました。
私:『わ~かわいい!』
ゆうた:『かわいいっていわないで!』『かっこいいっていって!』
注意されました。
私:『すみません!』 『かわいいって、だれにいったらいいの?』
ゆうた:『おんなのこにいうんだよ』 『おとこのこには、かっこいいっていうんだよ』
私:『そうなんだ~』
ゆうた:『リッキーママ、何を食べる?』
私:『これください』とケーキセットをたのんだら・・・
ゆうた:『これは、ごはんたべてからなんだよ』
私:『そうなの・・・、それじゃハンバーグセットおねがいします』
ゆうた『は~い!』
3歳の孫に教わりました。(笑い)
娘がお食事を作りながら、どこで習っているんだろう?と言いながら、嬉しそうです。
最近、『てれちゃうよ!』 『はずかしんだもん』という気持ちも表現するようになりました。
泣いている時に・・・『ないちゃだめ』ではなくて
その時の状況で、『くやしかったね』 『寂しかったね』 『こわかったね』など気持ちや感情を言葉で表現させて気持ちを判ってあげる事はとても大事です。
子供は、お母さんが大好きです。
お母さんを悲しませたくありません。
その為に、頑張ります。
喜んでもらえる為に、自分を抑えて“いい子でいよう”としたり、子供らしくない行動を取ってしまいます。
その事が、将来、人間関係で悩んだりする事にも繋がるでしょう。
お子さんには、『ごめんね』よりも『ありがとう!』の方がお子様はお母さんの役に立ったと嬉しいみたいです。
孫のゆうたが成長して行く姿をパパ、ママと一緒に私の家族も楽しませてもらっています。
『ありがとう!ゆうた』
人から人へ繋がる・・・
待ちに待ったサクラの花がやっと開花しました。(自宅マンション)
今、皆さんが“誰かの為に!”と協力しておられるのではないでしょうか?
先日、帰宅の電車で“どうぞ”と中学生らしき男子学生が席を譲ってくれました。
“ありがとう”と言うと“にこっ”素敵な笑顔でした。
ちょと、疲れていたのでその思いやりに嬉しかったです。
その嬉しさを帰宅して息子達に報告…
次男曰わく…
年寄りだと思われたんじゃないの?(キツイ!)
そうかな~まぁ、良いじゃない。(年のことは!)
最近、カウンセリングで人間関係で悩んでいるクライエントさんが多くなりました。
カウンセリングを続けていく中で、今までのコミュニケーションパターンから
新しいコミュニケーションパターンへ身体を通して納得されていかれます。
そして、“こころ”が軽くなりましたと言われます。
それは、表情に現れ笑顔に現れています。
今まで、人に接する時に緊張して強張っていた顔から笑みが・・・
そんな心の状態で周りに接して行かれる事は
周りの人までも変えるエネルギーではないでしょうか?
“和顔施” 仏教用語で『人に対して笑顔で優しく接すること。』 だそうですが
人から人へと繋がっていく接し方ではないでしょうか?
昨日、ジャニーズ団結の募金イベントに40万人の若者が参加されたそうです。
長蛇の列で6時間並んでの入場で、誰一人文句を言わず“誰かの為に”なる事であればと、周辺にはごみひとつ無いマナーの良さだったそうです。
さすが、ジャニーズの結束力ですね。ありがたいと思いました。
復興が始まりましたが、これから何年もかかるでしょう。
今、私達は、出来る事を無理しないで楽しみながらやって行く事が必要なのではないでしょうか?
罪悪感を感じている方がおられるとしたら
“笑ってみましょう” 気持ちが少し楽になるかもしれません。
“和顔施” 日々、実行して行きたいです。
価値観の変化・・・
頂いた花束をルームの花瓶に活けてみました。
とても温かいエネルギーを感じますね。
今回の地震の後・・・
価値観が変わった方もおられるのではないでしょうか?
セッションを終え・・・
クライエントさんのお話をお聴きしていて
人に対する想いやご自分の価値観が以前とは変わられている事を感じました。
以前のようになれないという事で悩んでおられたけれど
よくよくお聴きすると違っていた。
以前のような自分ではなく
ここから、新しい自分つくりをされていくという事で納得された様子です。
クライエントさんの『こころって面白いですね~』の言葉に
『そうですね』・・・と
感動しました。
チューリップのお花のように・・・
人間にはエネルギーがありますね。